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肖像画の謎

2014/10/12 Sun 18:20

武将の肖像画には、色々不思議なことがありますが、
スッキリしたことがあったのです。


まずは烏帽子の謎。

Azai_Nagamasa3.jpg
浅井長政 wikipediaより

Ukita_yoshiie.jpg
宇喜多 能家 wikipediaより




なんだかやけに後ろの方に、ちょこんと乗っかってるだけの烏帽子姿の絵を見ます。


アレはどういうことなのか、
いくら髷があるとはいえ、落ちるだろう。
しかもあご紐もありません。
絵の描き方が独特なだけなんだろうと、勝手に思い込んでいましたが、

違いました。

こういうことでした。
装束の謎
ついでに、束帯姿の肖像画の裾がぴーんと立っているのも、
肖像画の様式美かとおもいきや、
実際、できたてホヤホヤの束帯の裾はノリで丸めてあるため、固いのだそうです。

351px-Date_Masamune02_20141012171842bde.jpg
ご存知伊達政宗 wikipediaより

後に引きずるベロベロはさすがに絵としての表現だとは思うけれど、実際何か入れて波打っていたのかもしれない・・・!??



さらに、これ。

Honda_Tadakatu.jpg
本多忠勝の肖像画です。wikipediaより

この絵に描かれている兜と、今現在残っている兜は若干の違いがあり、
絵のほうが、適当に描いちゃっているんだろう、
ということで、現存する甲冑を本物としていたのですが、
そうではなく、肖像画が正しくて、今あるものは江戸初期に作られた当時の写しだという。

背中から出ているフサフサはなんだろう。
兜に毛が生えていたんだろうか。
甲冑に毛が生えていたんだろうか。
それとも忠勝本人の毛だろうか。外人のようです。

本多忠勝

と思ったけど、やはり、兜に生えていた「唐のかしら」のようです。
「唐のかしら」は家康が趣味で集めていたヤクの尾毛を飾りに使った兜を指す。wikipediaより 

一般的なイメージだと武田信玄の兜に白いフサフサが付いているアレです。
アレも信玄のものではないですが、すっかり定着しちゃいましたね。。。


今見られる忠勝の甲冑には毛は生えていませんが、
正しく複製するならば、毛も付けておくべきでしょう。ふさふさと。

「唐のかしら」



そしてこれは漫画「へうげもの」ですが、
へうげもの大久保長安


てっきりテキトーに描いたのかとおもいきやきや・・・!



大久保長安1
ありました。

資料集めの膨大なことこの上ない・・・!





江戸時代に入って描かれた多くの武将たちの肖像画は歌舞伎や浮世絵風に空想的な表現も多いですが、
当時に描かれたものというのは、とても正確だということです。

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甲冑

京都で政宗公に

2014/09/28 Sun 22:40

フラリと京都へ行ってまいりました。

30年ぶりの京都です。
見どころがありすぎて絞りきれませんが、部長的に外せないのは「装束体験」です。

十二単はかつて埼玉で着た。
ならば束帯を着たい、知りたい。


ということで、尋ねたのは「黒田装束店」。
絹の本格的な装束を制作されているところで、着せていただきました。

着付けはかなり大変です。

RIMG5235.jpg

RIMG5257.jpg


とくに女性に男物を着つけるので、各所余ってしまうようで苦労をおかけしました。
だがしかーし!
綺麗に着付けていただきました。
さすがプロフェッショナルです!


そして完成したところで、お店の方にお願いをしました。

「すみませんが、これと同じポーズで写真をとっていただけないでしょうか・・・!!!」



差し出したのは宮城県は登米にある後ろ姿の政宗公 狩野探幽・画、政宗自筆の絵です。

お店の方は嫌な顔ひとつせずに、一生懸命資料を見ながらひだを作ってくださりました。


そして写していただいた写真はこれ。
束帯着付け



早速Photoshopで切り抜いて、文字をトレスし、合成して完成しました~。


部長版 「伊達政宗公肖像」です!



政宗公束帯姿




いやいや、大変勉強になりました。
そして、束帯の構造もおぼろげにわかって改めて肖像画を見ると、描かれているものがよくわかります。
351px-Date_Masamune02.jpg
wikiより

政宗肖像画もどき2

ちなみに、肖像画のような座り方は、体が固い人には出来ません。
そんなことも分かった、今回の体験でした。

何事もやってみないとわからないですね。

甲冑

女性用流鏑馬衣装制作

2014/09/13 Sat 15:05

流鏑馬をされている女性の方からのご依頼で、
直垂、行縢(むかばき)、射籠手を制作いたしました。

直垂も市販のものはありますが、女性らしい華やかさがないというので、ご依頼頂きました。

流鏑馬行縢制作3
直垂上下

流鏑馬行縢制作4
背中

流鏑馬行縢制作2
行縢

流鏑馬行縢制作1
組み合わせるとこんなふうです。
流鏑馬衣装


行縢は鹿の夏の毛。冬の間は白い斑点がないそうです。

制作のお問合わせは自作甲冑クラブしげ部まで。
http://shigebu.minibird.jp/
甲冑
先日お伝えしておりましたとおり、
8月8,9,10日の3日間、山形は酒田市松山地区にて甲冑教室は開催されました!


今回お借りした場所は、松山文化伝承館さん。

そちらの広いロビーにじゅうたんを敷いての開催でした。
松山甲冑教室8
準備中の会場。


そして10時、皆さん集まりいよいよスタートです。
今回は「雪の下胴」を制作します。
ご自身の着る甲冑だったり、お孫さんの甲冑、あるいは、こちらの伝承館で使用するための甲冑と、目的は色々ですが、
目指すところは同じです。

松山甲冑教室7
制作見本の雪の下胴。


しげ部の甲冑制作は、まずは用意した型紙を体型に合わせて補正するところから始まりますが、
みんなで着られる甲冑作りをする方も多く、こちらで予め用意した型紙そのままをプラスチック素材に移してカットしていきます。
もちろん自分で着る人は、サイズ補正してからスタートです。

松山甲冑教室6
黒い素材と格闘中の皆様。
言葉もなく、黙々とカットしていきます。


松山甲冑教室5
松山甲冑教室4
お孫さんの甲冑作りに、お手伝いの子どもたち。
子供のハサミの扱いがおっかないけど、間違った使い方をしていない限り、禁止はしません。
道具は、小さい時からなれないとね!

松山甲冑教室9
授業のあいまにレプリカ甲冑を着てみました。
ちょうど同じ日に、「甲冑試着体験」も開催していたのです。
誰もいない時間を狙って、ささっと着ちゃいました。

久しぶりに鉄のレプリカを着たら重い重い!

それでもちっちゃい子供も頑張って着用していました。
大人サイズしかないので、子供にはぶかぶかなんですが、か~~~~~~~~わいいんです。

2にち、3日目と順調に作業は進みました。
途中で飽きちゃって、帰る人もいるかなあと思っていましたが、どっこい、みんなすごい集中力で真剣です。

形が少し出来上がってくると、実に満足そうで、「たのしい!」と言ってもらえました。
「うまくいかないなあ」と、何度か直しながらのおじいちゃん、70の手習いです。
それでも諦めずに綺麗に仕上がってきました。

なれるまでは混乱しますが、パターンがわかると俄然面白くなる甲冑制作でもあります。

松山甲冑教室1
だいぶ形になってきました!

松山甲冑教室2
ひたすら作業。
集中!

穴開けは大変ですが、やっていくうちに無心になり、止まらなくなる作業の一つです。
こういう単純作業も脳には刺激的なのかもしれません。


そんなこんなで、あっという間の3日間が終了し、この続きは説明書を見ながら皆さん月一くらいで集まって続けるということです。
部長は電話でのサポートに回ります!

そして12月と2月にまた行きます。

最後はみんなで出来上がりを着て写真撮りましょう!


松山甲冑教室3
生徒さんと。


いやいやいや、とても充実した3日間でした。
そして、松山の方々にはほんとうに色々お世話になりっぱなしでした。
ありがとうございます。

山形っていいところだ~。
今度は前後で休みをとって、酒田市を観光するんだ!


途中参加希望の方は、下記までお問合わせください。
http://shigebu.minibird.jp/news.html

甲冑
さてはてふむ~。


先週の「歴☆女子会の勝手に○○おかわりっ!!」では、
伊達成実の系譜を紙芝居方式で語ってまいりました。

来月辺りにはYouTubeで動画が公開されると思いますので、
「伊達成身のひみつ」いや、全然秘密じゃないんですが、
見てやってくださいませ。

使わなかったイラストを持って、司会の磯部深雪さんと記念写真。
0604_07.jpg
楽屋裏は歴☆女子会のブログでも!
http://rekijoshikai.girly.jp/webtv-backstage-140604-date-shigezane/


使わなかったイラスト
了山和尚1

そうです。
大河のぼんちゃんが虎哉和尚から紫色の花を聞かれて、でも実は花はむしられてなかった時に言ったセリフ
「心の目で見れば今もむらしゃき!」の時宗丸バージョンです。

ドラマでは時宗丸は隣で寝てました。


だがしかし、実際二人が虎哉和尚のもとで一緒だったかといえば、たぶん違うと思われ、
一緒にいたかもしれないがずっとではなさそうです。


成実には成実の生活があります。
彼の先生は了山和尚さんらしいです。

二人で漫才の勉学に励んでいたに違いありません。(ちがいます)




梅雨に入りました。
それはそれは立派な梅雨です。誰がなんと言おうと梅雨です。

お出かけもままならない日は甲冑作りが乙なものです。
「作ったことないから不安!不器用だし!」
といいつつも、完成したら見事な出来栄えという結果も寄せられております。

手を動かすと脳みそも回転します。
普段使わない何かが動くと、楽しいものです。

しげ部で販売している甲冑作りマニュアルは、かなりフリーダムなマニュアルです。
基礎が分かれば後は簡単、
想像力を活かして、自分が武将ならこう作る!と言ったオリジナル制作をお楽しみ下さいませませ!

甲冑の終い方1
型紙通りに作るとこうなります。


お申し込みはしげ部ホームページまで!
自作甲冑クラブしげ部




甲冑
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